アセットビルドのご相談事例

「中古区分ワンルームで投資を進めてきたが、設備交換や入替え時の募集コストで現金が残らないし、投資拡大が遅い」


問題点は?

・6物件のどれも立地条件は悪くないが、築古かつワンルームが供給過剰なエリアで競合が多い
・管理費・修繕積立金・固定資産税・賃貸管理料などの家賃に対する負担が重い
・入替時の空室期間が長くなってきた
・融資期間が23年と短く、返済負担が大きい
解決の糸口は?
・立地条件が良いので、適正な価格であればすぐに売れる
・立地条件が良いので、ポイントを押さえた改修工事である程度競争力を回復できる
・融資期間が短いので、ローン残高がかなり減っている
取得時の投資分析(平均値)
・購入時期:8年前
・購入時価格:800万円
・表面利回り:約10%
・月額家賃:67,000円
・居住期間:平均3年
・空室期間:平均1ヵ月
・募集時AD:1ヵ月
・原状回復費:敷金充当範囲内
・購入諸費用:約80万円(仲介料・登記費用・火災保険・取得税など)
・頭金:100万円
・借入:700万円(年利2.75%23年返済)
・固定資産税:年間3万円
・管理費・修繕積立金:月額1万円
・賃貸管理料:税別7%(月額5,000円)
・減価償却:建物割合50% 400万円
・築後経過年数25年(年間約15万円)
総投資額880万円=自己資金(Eq)180万円+借入(LB)700万円
 総潜在収入(GPI) 804,000円
-空室損 (2.7%)  21,700円
+雑収入 0円
=実効総収入(EGI) 782,300円
-運営費(Opex約29%) 232,300円
=営業純利益(NOI) 550,000円
-年間負債支払い額(ADS) 411,000円 
=税引前キャッシュフロー(BTCF)  139,000円
-所得税・住民税(33%)  64,000円
=税引後キャッシュフロー(ATCF) 75,000円・・・・・×6戸=450,000円/年間

表面利回り 10.05%  
キャップレート(R) 6.88%
総収益率(FCR)  6.25% 
ローン定数(K%) 5.87%
自己資金配当率 (税引前) 7.72%・(税引後)4.16%
自己資本回収期間(PB) (税引前) 13年・(税引後)24年
負債支払安全率(DCR) 1.34
損益分岐点(BE%) 80.01%
ローン資産価値比率(LTV) 87.50%

解決策

「800万円→1,000万円に値上がりしているので、売却して新築アパートに買替え」
 売却価格 1,000万円
-売却経費 40万円
-ローン残債 505万円
-譲渡所得税 56万円
=売却手取額 約400万円×6戸=2,400万円・・・・投資基礎
※内部収益率(IRR) (税引前)16.20%・(税引後)13.52%
【購入物件】都内新築アパート(15㎡×8戸)
物件価格:9,150万円(税込)
表面利回り:6.5%(賃料引き直し後)
・月額家賃:62,000円/戸
・居住期間:平均3年(見込み)
・空室期間:平均1ヵ月(見込み)
・賃料の85%で一括借上げ(サブリース専門会社を選定)
・募集時AD:1ヵ月
・原状回復費:敷金充当範囲内
・購入諸費用:約650万円(仲介料・登記費用・火災保険・取得税など)
・頭金:1,750万円
・借入:7,400万円(年利1.75%35年返済)
・固定資産税:年間24万円
・賃貸管理料:税別5%(月額3,350円/戸)
・減価償却:建物割合50% 4,500万円(年間約205万円)

総投資額9,800万円=自己資金(Eq)2,400万円+借入(LB)7,400万円
 総潜在収入(GPI) 5,952,000円
 借上げ保証賃料(85%) 5,059,200円
+雑収入 0円
=実効総収入(EGI) 5,059,200円
-運営費(Opex約10%) 595,200円
=営業純利益(NOI) 4,464,000円
-年間負債支払い額(ADS) 2,828,970円 
=税引前キャッシュフロー(BTCF) 1,635,030円
-所得税・住民税(33%) 340,350円
=税引後キャッシュフロー(ATCF) 1,294,680円
表面利回り 6.50%  
キャップレート(R) 4.87%
総収益率(FCR)  4.55% 
ローン定数(K%) 3.82%
自己資金配当率  (税引前) 6.81%・(税引後)5.39%
自己資本回収期間(PB) (税引前) 14.7年・(税引後)18.5年
負債支払安全率(DCR) 1.57
損益分岐点(BE%) 57.53%
ローン資産価値比率(LTV) 80.87%


結論

税引後キャッシュフローが年間45万円から129万円と、約3倍に。
築30年前後の区分6戸が、新築8戸の土地付きアパート(23区内)に。


他にも、
☑空室率50%のスラム化アパートを改修し満室運営後、1000万円価格上乗せで売却
☑新築アパートを7年保有し、キャッシュフローを十分に得たうえで売却し、手元に残った資金を元に戸建賃貸・ファミリー区分・店舗など5物件を購入
☑土地の広い築古アパートを短期融資で取得し、元金返済によって出た空き担保を使ってフルローンで複数物件を買い進み


といった事例など。


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